円安が進むいま、世界市場に進出するということ

円安ドル高の加速

令和4年7月18日現在、円安ドル高が加速し、円は24年ぶりの水準まで値下がりしています。その背景として、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会と日銀の金利に対する姿勢の差が指摘されていますが、今回の記事の焦点は中央銀行の動きではありません。
令和4年の1月には1ドル=115円台であったことを考えると、この半年間で20%前後も円の価値が下がったことになります。

企業にとって、これは大きな痛手です。日本の土地や日本円で資産を持っていても、その価値は対ドルでは20%も価値が下がっているわけです。もし海外から燃料を仕入れていて、その通貨がドルであれば、やはりこれも単純に円で考えた場合に20%の値上げに繋がります。さらに、米ドルで借金があった場合にも、返済額が日本円換算では20%増ということになります。

輸出というチャンス

しかし、日本から海外への輸出ということを考えると、日本企業が何の努力もしなくても、ドルに対して20%の値下げができていることになります。このチャンスを見逃す経営者はどこにもいません。

通常であれば20%の値下げというのは企業にとって大きな努力を伴うものですが、今はこの時流に乗っかるだけでいいのです。

そして今現在だけでなく、長期的な会社経営を考えたときに、海外の企業との契約は円ではなくドルを中心に行うのも、会社経営を安定させることに繋がります。取引のある日本企業との通貨を円ではなくドルにすることは非現実的ですが、海外の企業との契約は自国、もしくは相手国の通貨かドルであることが一般的です。

現在のようにどこまで円が安くなるのか見通しがつかない時のことも考えて、契約は米ドルを基準にするのも会社経営を安定させる一つです。

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